目次
気温が上がり、薄着の時期になると気になることの一つに背中や胸元にできるニキビやニキビ跡があるのではないでしょうか。
その為、改善したくて、薬を塗って治そうとしている方もいるかもしれません。
なぜなら、薄着の時期には、ちょっと背中や胸元が開いたお洋服を着たり、髪の毛を束ねたりとオシャレがしたくなりますよね。
また、髪の毛も短くしたりしたい時期でもありますし。
でも、見える部分のお肌にコンプレックスを持っていると、そんな気分にもなりにくいもの。
そこで今回は、背中・胸元にできるニキビができてしまう普段の生活で潜んでいる原因や対策・予防方法など書かせて頂こうと思います。
こちらのスキンケア講座でも、よくお伝えさせて頂いていますが、お顔も体もニキビができるメカニズムは全く同じです。
ではここで、ちょっと復習です!ニキビはナゼ発生をするのか?
ご存知ではない方は、まず知っておいてください。
本来ニキビは、皮脂やメイクなど古い油分が酸化し、アクネ菌が繁殖することで発生してしまいます。
また、タオルや枕、衣服やマフラーなど小物による摩擦が影響して、落ち着くはずのニキビが悪化してしまうこともあるのです。
特に炎症が起きているニキビの場合は、菌が繁殖しやすい状態なので、痛みや痒みまで感じてしまうことも・・・。
これらが、ニキビができるメカニズムとなります。
黒ニキビ、赤ニキビとなります。
黒ニキビは普通の史郎ニキビの先端が開きそこから酸化して黒っぽくなったもので、赤ニキビは炎症がひどくなり細菌や雑菌が繁殖した状態です。
これ以上ひどくなると膿が溜まり、跡が残りやすくなるので早めの対策が必要です。
「自分の背中と胸元には、なんでニキビができちゃうのだろう・・」ここを解決していきましょう。
まず、大きな理由としては背中や胸元は、お顔のTゾーンと同じくらい皮脂腺があるといわれています。
(※体を縦に割った真ん中のラインは、皮脂腺が密集しています)
ですので、皮脂が多いため、毛穴も塞がれやすい場所であることが、大きく影響されていると考えて良いでしょう。
原因として考えられる日々の習慣をご紹介します。
・ボディークリームを塗っている
クリームは油分が配合されているため、自らの皮脂とクリームの油分が混ざり、酸化しやすくなっているためです。
しかも、気温が高くなる時期になると、皮脂だけではなく汗も増えますから効果的なのです。
更に、下着や服を着ますから摩擦も加わってWの原因にも。
・体を洗うときにナイロン系のタオル、ボディブラシを愛用
これは大いに摩擦が関係してきます。 角質と一緒に突起したニキビを潰すことにもなるので悪化しやすくなります。
しかもナイロン系のものは硬いため、摩擦によってメラニンを発生させ、ニキビ跡をシミにさせてしまうことも。
・ボディーシャンプーを使っている
体をしっとり、乾燥を押さえることを目的としているボディーシャンプーは、油分がしっかりと入っている可能性があります。
これも、しっかりとすすげていなければ毛穴が詰まりやすくなり、ニキビが発生する可能性が十分高くなります。
また、(ボディークリームも含め)一見しっとりする感じはありますが、毛穴を詰まらせるだけではなく、油分が多いことによって自らの水分で潤えない乾燥肌になってしまう場合もあります。
・お風呂はシャワーで終わる
湯船につかるのと違い、芯から体を温めて、お顔と同じく体の毛穴も開けていないため、毛穴の汚れが取れにくく 古い皮脂や汚れが詰まったままになっている可能性があります。
・シャンプー、トリートメントなどのすすぎ残し
特にトリートメントは油分が多く含まれている上に、 髪の毛をコーティングするシリコンが入っていることも。
すると、背中や胸元の毛穴を詰まらせニキビが出やすくなります。
・胸元の場合、UVクリームやヘアスプレー、胸元のメイク(ハイライトなど)を使用
お顔と同じように、しっかりとUVクリームで紫外線対策をしていても、お顔の様に取り除けていない場合もニキビが出来やすいです。
また、ヘアスプレーも意外と可能性大!髪の毛にスプレーしているつもりが、胸元にもかかっている、又は髪の毛が胸元に常に触れている場合です。
それと同じく、胸元にハイライトやラメなどを塗った場合も毛穴を詰まらせ、ニキビが発生しやすくなるので注意が必要です。
・髪の毛が背中まである
髪の毛は外気に触れほこりや細菌がたくさんついています。
背中に触れることにより刺激にもなりニキビを悪化させる原因にもなるのです。
・汗を放置する
汗を放置すると弱酸性からアルカリ性に変化し、アクネ菌が繁殖しやすくなり炎症を起こしやすくなります。
・不規則な生活をしている
生活リズムが乱れるとお肌のターンオーバー周期も乱れ、皮脂が毛穴につまったままになり、にきびができやすくなります。
・睡眠不足やストレス
睡眠不足やストレスもニキビには大敵です。
こちらもターンオーバーの周期が乱れる原因であり、ニキビの原因に深く関係します。
・偏った食事
脂っこいものや塩分の多いもの、チョコレートなどをたくさん摂取したりコンビニの食事や外食が多い場合も栄養が偏より、皮脂の異常分泌を招く原因となります。
①ボディークリームを一旦ストップ!
もしも使用する場合は、油分が含まれていない若しくは少ないもので、皮膚呼吸もしやすいゲル状のものえケアすることがおススメです。
②体を洗うときのタオルは麻がおすすめ
ナイロンではなく、お肌に優しい麻やコットンがおススメです。
また、背中は難しいですが、石鹸を泡立ててタオルの代わりに手を使って洗うのもおススメですよ。
③ボディーシャンプーを止めて固形石鹸に
ボディーシャンプーに比べると、毛穴を開いて汚れを取り除こうとしやすいので、体のニキビにはテキメンです。
④髪はなるべくアップに
肌につかないようにしましょう。
冬は服がありますが夏は背中のあいた服もたくさんあります。
背中のあいた服を着るときはなるべく髪が触れないように上にあげるなどしましょう。
⑤汗はこまめにふき取る
汗をかいたら雑菌が繁殖する前に濡らしたタオルでふき取るかサッとシャワーで洗い流しましょう。
ゴシゴシ擦ると刺激をあたえるのでやめましょう。優しく抑えるように拭き取りましょう。
①生活リズムを整える
夜型の生活は避け、朝起きるようにする。
決まった時間に食事をするなど規則正しい生活をするように心がけましょう。
太陽の光を浴び、体内時計をリセットしましょう。
②質の良い睡眠を心がける
睡眠不足やストレスを避けるためリラックスした時間を作ることが大切です。
寝る二時間前くらいにゆっくりお風呂につかりましょう。
湯船につかることにより毛穴が開き老廃物も排泄しやすくなります。
寝る前の携帯、パソコン操作はブルーライトで興奮状態になるのでブルーライトは避け自然と眠りにつくようにしましょう。
③栄養バランスの取れた食事をする
脂っこい食事を避け、栄養バランスを考えて食事をとりましょう。
特にニキビにはビタミンを積極的に摂取することをおススメします。
食物繊維やリコピン、ミネラルを多く含んだ食材なども摂取するといいでしょう。
ボディーシャンプーから固形石鹸に替えられるだけで、随分体にニキビが落ち着かれる方が多くいらっしゃいます♪
セルビックでは銀やチャエキスでしっかりと抗菌して、トルマリンで消臭効果まで感じられる固形石鹸が人気。
男女共にご使用頂ける内容です。
・できるだけ湯船に浸かって、洗う順番を注意しましょう!
暖かい時期はついついシャワーで終らせてしまいますが、そんな時こそ湯船にしっかりと使うことがポイントです。
毎日でなくても、せめて週に数日はその様な日を設けてください。
またお風呂で洗う順番も重要です。
①シャンプー、トリートメント
②体を洗う
③洗顔
※②と③は前後してOKですが、とにかく①シャンプー、トリートメントを最後に行なわないこと。
・ノンシリコンのヘアケアアイテムを使うこともおススメ!
シリコンは、油分以上にお湯ですすいでも取り除けません。
ですので、ノンシリコンのヘアケアアイテムの使用をすることもお勧めです。
ただ、ノンシリコンと言われていても実際は異なることもあるため、見極めが必要な場合もあります。
・胸元のクリーム、メイクアイテムなどをしっかりと取る
強いUVクリームを塗っていればいるほど取れにくいです。
ですから、胸元もメイククレンジングを行い、固形石鹸で洗うとベストです。
また、できればヘアスプレーはストップしていただくか、髪の毛をまとめられることがおススメ。
でも、スプレーする時はデコルテ部分にタオルを当て、直接スプレーがかからないようにする工夫も必要です。
以上を意識して、お顔の肌はもちろん、体のニキビに悩むことなく、自身を持った毎日を送られますよう心より応援しています!
気になるキーワードで検索