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スキンケア・メイク用品に、少し前は「自然は化粧品」「無添加化粧品」と謳っているものがあふれていました。
勿論、現在も数々の無添加の商品は存在しますが、最近よく目にするようになったのは”オーガニック化粧品”ではないでしょうか。
今回は、オーガニック化粧品について、正しい知識をお持ち頂き、日々の素肌美づくりにお役立ていただけましたらと思います。
”オーガニック”と聞くと、「イメージはナチュラル♪♪」と感じられると思いますが、本来の意味をご存知ですか?
オーガニックとは、「有機の」という意味があります。
つまり、化学肥料・遺伝子操作をしない農法でつくらたということ。
ですから、お肌や身体に安全だと思えますね。
これが、”オーガニック”の意味になります。
しかし、様々な国(団体)の”オーガニック化粧品”が入ってきていますが、一言で”オーガニック”と言っても、その定義は一定ではありません。
共通して、よく見受けられる条件としては、
・動物実験をしていないこと
・香料は天然香料のみを使用
・パッケージはリサイクル可能であるもの 等々・・・・
があります。
しかし、ある国の団体は上記の内容に加えて、
・農薬、化学肥料塔を、過去5年含まないところで育成されたもの
・高速道路や国道など排気ガスが大量にある可能性のある場所から、500m以上 離れているところで栽培されているもの
等が指定されていますが、他の団体は違う・・・などがあるのが事実。
ですから、オーガニック全てが同じ状態であるといえないということですね。
では最近、日本製の「オーガニック化粧品」も増えてきましたが、我が国の基準はどうなっているでしょうか?
日本では、
・過去2年間、農薬・化学肥料ともに未使用の土壌で栽培していること
・科学合成農薬や化学肥料は使用しない
・遺伝子組み換えの原料は使用しない
などです。
そして、日本では有機栽培で作られた植物が一つでも使われている商品を『オーガニック●●●』と呼ぶことができると言う事も付け加えておきます。
また、他国で言えば有名な「エコサート」などと同じになるのが、日本では、【JAS認定】。
農林水産省のJASによって条件を確認し、認定されたということです。
ところが、
実は≪日本製のオーガニック化粧品統一の基準がない≫のです。
先に出できた、オーガニックと認定される【JAS認定】は、なんと、「食品」に対してのものでお化粧品ではないのです。
つまり
有機栽培で作られた植物が一つでも使われている商品であれば『オーガニック化粧品』と呼べるわけですね。
と言っても、お肌に付けるものですから、メイクがキレイに取れるクレンジングはないかな?
保湿できる化粧水はないかな?と選ぶのと同じで、少しでも安心・安全のものを選びたい。
そう思うのは、当たり前ですし大切なことですよね。
ですから、少しでも納得できるものを使いたいです。
しかし、植物などによってアレルギーを起こす場合(方)がおられますので、お肌に合うかどうか慎重になりたいものです。
例えば、ローズマリーはオーガニック化粧品では防腐剤として配合されていますが、アレルギーが発生しやすい成分だと言われています・・・
オーガニックと言っても、どのようなところで育てられたのか?
純度はどれくらいのものなのか?
に差が生まれているわけですから、見極めるのはかなり大変かもしれませんが。
私達は、少しでも安心・安全なものを選びつつ、何よりも悩まれているお肌トラブルが良くなり、健康肌になるかどうか?でスキンケアを選ぶことが最重要であると考えています。
ですから、是非、素肌美を目指す方にはお化粧品の本当の目的、 性質、選び方を知って頂き、最高のお化粧品と出会って頂きたいと願っております。
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