気温が下がる季節になると、空気の乾燥を感じてきますよね。
そうすると、静電気が発生しやすくなって、お洋服が体に張り付いたりヘアスタイルも乱れやすかったりするものです。
でも実は、あのパチっという静電気を生じるまでに起こっている現象が、お肌トラブルにも影響をするってご存知でしょうか?
そこで今回は、『静電気とお肌の関係』についてお伝えさせて頂きます。
目次
静電気がなぜお肌に影響をするのでしょうか。
まず、静電気は空気が乾燥することによって、身体から電気を放出できず体内にたまり、摩擦などによってパチッと静電気が起こりますよね。
実はこの、パチっと静電気が起こる前の“電気が体内にたまる時”が影響します。
なんと!!電気が体内にたまると、埃やハウスダストがお肌にくっつきやすくなるわけです。
しかし本来であれば、健康肌の場合であれば、埃やハウスダストが少々お肌にくっついてもなんてことありません。
でも、特に乾燥気味で敏感肌の方はとても影響を受けてしまうんです。
それは、乾燥気味で敏感肌の方の特徴である
1.皮脂と汗によって天然乳液の“皮脂膜”が形成されにくく、お肌がむき出し
2.角質層が薄く、水分も少ないため外的の刺激を受けやすい
というお肌状態が影響してしまっているのです。
そうです、体内に電気を帯電し埃やハウスダストがお肌に吸い寄せられたとき、上記1、2の状態のために直接お肌に触れてしまうのですね。
そのため、ムズムズ痒くなります。
そして、痒いので掻いたり触ったりすることで、角質層を更に薄く削ってしまい、敏感肌が更に進んでしまうというわけなのです。
では、どうすれば良いでしょうか。
それは、静電気を起こすような環境を変えることはもちろんですが、健康なお肌…つまり、
1.皮脂と汗によってできる皮脂膜形成されている
2.角質層の厚みがしっかりとあり水分で満たされている
このようなお肌を作っていくことが重要です。
そのためにおすすめな日々のお手入れ方法は、
1.自らの水分を角質層に蓄える力(保水力)
2.自らの皮脂と汗によって皮脂膜(天然乳液)が形成される力
3.角質層の厚みを作り維持できる力(ターンオーバー力)
という働きが私たちのお肌には備わっています。
ですから、この1~3が働かせられるかどうか?をポイントにお手入れを行うことが乾燥や敏感肌を悪化させないどころか、健康なお肌に近づきやすくなるのです。
お手入れ習慣で一番大切なのは、なるべくお肌に与えるケアを減らすこと。
それを踏まえたお手入れ習慣はコチラです↓↓
1.化粧水や乳液をたっぷり塗るのはちょっと我慢!
いつもより物足りないかな?若しくは皮膚呼吸をしやすい油分の入っていないゲル状のアイテムのみでちょっとの間我慢してみましょう。
すると自らの水分で潤おうと働きだし、角質層が剥がれにくくなるのでしっかりと丈夫な肌表面を作っていけますよ。
2.半身浴で、皮脂と汗の分泌を促します!
天然乳液「皮脂膜」が形成されやすくなり、外的な刺激からしっかりと守れるお肌に近づきます。
3.お肌に触れる指のタッチはソフトに!
スキンケアなどで、お肌に指が触れるときのタッチの圧力に気をつけましょう。
指でお肌に触れたとき、お肌が凹まない程度の圧力で触れるようにすることで、角質層の厚みをキープしやすくします。
次に、+αの対策方法を!
・湿度に注意しましょう
お肌にも身体にも適切といわれている湿度は、60~65%といわれています。
冬は、下回ることが多いため空気の乾燥を感じ、静電気も起きやすくなるのです。
そのため、加湿器をつけるようにしたり、濡れたタオル・コップに水を溜めて部屋やデスクの周りに常に置いておくなど工夫をしましょう。
・なるべく水分を摂取しましょう
体内に水分を補給することで、帯電させにくくなります(=静電気を回避しやすい)。
これからの時期は寒くなりますから、白湯など飲んで代謝も一緒に上げていくと一石二鳥ですね。
・寒いけど、なるべく髪の毛はまとめましょう
実は、空気の乾燥によって髪の毛にも帯電させてしまいます。
つまり、髪の毛にも、埃などが付着しやすくなりますから、髪の毛からくっついてしまう場合も。
・静電気対策グッズ
このようなグッズを使うことで身体に電気を溜めにくくなりますね。
以上が、静電気を生じるまでに起こっている現象が、特に乾燥気味の敏感肌を進めてしまうという理由と対策方法です。
是非、静電気が発生する季節に試しになってみてくださいね。
静電気に気をつけながら、あなたに、一番あったお手入れ方法を行うことも大切です!
生活習慣もお手入れもパーフェクトに!!と考えられている方は、是非、ファーストカウンセリングを受けてみてください♪
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