女性のカラダはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン) という2つの女性ホルモンの働きによって、コントロールされています。
エストロゲン(卵胞ホルモン)
このホルモンが活発になるのは生理後7日目。子宮内膜を厚くし、卵胞を育てます。
肌や髪のハリ、ツヤがUPします。
女性らしい丸みを帯びたからだをつくり、脳や自律神経にも働きかけ、心身にとても影響のあるホルモンです。
プロゲステロン( 黄体ホルモン)
受精卵の着床、妊娠を促す皮脂分泌が過剰になり、二キビや肌トラブルを起こしやすくなり、水分を溜め込みむくみやすくなります。
基礎体温を上昇させる、妊娠中は乳腺を発達させるなどの働きをするホルモンです。
↑このようにホルモンバランスにより、肌への影響、体調への影響がでます。
その仕組みを知った上で、食生活をコントロールしたりお手入れをすることが大切になるのです。
目次
そしてホルモンに密接に関わっているのは、生理です。
女性によって女性ホルモンの分泌が低下し、血行不良や肌荒れなどのトラブルがでやすい時期ですから、食事は、デトックスしながら血液のめぐりを良くするとベストです。
これらの食材を食すると良いといわれています。
それから、生理後はエストロゲンが活発になる時期です。
代謝が高まりやすいので、ダイエットにも効果的といわれる期間で、お肌も安定しやすい時期と言われています。
良質なたんぱく質を取り入れながら脂肪を燃焼させやすくしましょう。
サケ、マグロ、サバなどの魚を食べることで、脂肪燃焼しやすくもします。
特に、サケは、代謝やインスリン感受性を改善するオメガ3脂肪酸を多く含みますので、この期間に摂取することで皮脂を抑制させておきましょう。
生理7日後には・・・
排卵を境にエストロゲンが減少し、プロゲステロン分泌が盛んになります。
つまり、皮脂分泌力が活発になりはじめますから、お肌が不安定になりやすい時期に突入です。
皮脂を抑えるためにも、ジャンクフードやお酒、甘味、脂身の多いお肉は気をつけましょう。
これらの食材がおすすめです。
その他には、納豆やレバーなどでビタミンB2、大豆やマグロの赤身などのB6、又はビタミンC、Eを食べてくださいね。
※また、イソフラボンをサプリメントで摂取する場合は1日30mgまでが望ましいといわれています。
摂り過ぎるのも良くないので、バランスをとって摂取してくださいね。
そして、生理7日前には・・・
月経直前までプロゲステロンの分泌が高く、代謝が落ち、溜め込みがちです。
また、ミネラルやビタミンが排泄されやすくなります。
そしてビタミン補給がとっても大切になりますので
これらのおススメ食材を食べて、ミネラルがながれにくくしておきましょう。
これは皆さんご存知ですよね。
ホルモンバランスが乱れると、生理周期や出血の量も乱れて更には月経が止まってしまいます。
女性には冷え性の方が多いですよね。
冷え性にもホルモンバランスが大きく関わっているのです。
ホルモンバランスが乱れると、血液のめぐりが悪くなってしまいます。
生理不順と同時期に冷え性が気になりはじめたら、女性ホルモンの乱れが原因といってもいいでしょう。
こちらも冷え性と同様、血行が悪くなり、血液が滞ってしまうことが原因で起こります。
これらの不調以外にも様々な不調が現れる可能性があります。
先程おススメした食材を積極的に取り入れ、バランスの良い食事を心がけてください。
栄養不足は女性の体には大敵ですよ。
飲み物は冷たいものはNG!冷えに繋がります。
常温、出来れば暖かい飲み物を口にするようにしましょう。
起きる時間、食事の時間、寝る時間を決めておくと規則正しい生活に繋がります。
一日の始まりの朝、太陽の光を浴び、体内時計をリセットしてみましょう。
寝る前のスマホは良い睡眠に繋がらないので、寝る前の寝具の中では触らないようにしてみてください。
目覚めがいつもと違うかもしれませんよ。
ホルモンバランスの乱れの原因、一番はこれといってもいいほど、ストレスが影響を及ぼします。
自分なりのストレス発散法を見つけてみましょう。
お風呂に浸かるのは身体を温め、血行も良くなりますしリラックスにも繋がりますのでおススメですよ。
軽いストレッチや運動なども身体を温めます。
マッサージもいいですね。
何より大切なのは「自分に合ったストレス発散」です。
いろいろ試して探して見つけてみてくださいね。
このように、ホルモンバランスによってお肌も体質も変化してしまいます。
それぞれ、個人差がございますので、自分の月経周期を熟知しながらお肌と向き合っていただけたらと思います。
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