シミの種類と見分け方を知って美肌へ近づく

<h３>シミには種類がある 一見同じように見えても、クスミのように、”シミ”も種類と原因、実は見え方まで違うのはご存知ですか？

今回は、女性が気になるトラブルNo1とも言える、シミの種類と原因、その見分け方をお伝えさせて頂きます。

シミと分類されるのは、全部で4種類！

エイジングによるシミ（色素斑）

シミ（色素斑）の状態・見分け方 老人性色素斑とも言います。

数ミリ～数十ミリ程のサイズで、季節や年数ごとに 大きさや色が目立ちやすくなります。

頬骨の高いところに出来ることが多いのも特徴。

シミ（色素斑）の原因 28日周期で新生されるはずの細胞が生まれず、 発生したメラニン（色素）をお肌の外へ押し出すことが出来なくなってきている。

つまり、お肌の中にターンオーバー低下によりシミが止まっている（色素沈着している）状態です。

ここに紫外線を受けることで、更にシミを濃くさせ目立ちやすくさせるのです。

色素沈着によるシミ（炎症後色素沈着）

色素沈着によるシミ（炎症後色素沈着）の状態・見分け方 年齢、性別、部位に関係なく現れます。 赤色、茶色、黒色など様々で、時間が経過するとともに薄くなってくることが多い。

また大きさとできやすい場所は、傷や火傷をしている箇所や、 頻繁にニキビがでていた箇所です。

（外的刺激を受けた範囲や度合いが影響します。）

色素沈着によるシミ（炎症後色素沈着）の原因 メカニズムは、エイジングによるシミ（色素斑）と同じです。
傷や火傷、ニキビを潰した刺激によってメラニンが作られたにも関わらず、 ターンオーバーが低下しているためメラニン（色素）をお肌の外へ押し出すことが出来なくなっていることが原因です。

そばかす（雀卵斑）

そばかす（雀卵斑）の状態・見分け方 頬骨以外に鼻の頭などに、丸みがなく様々な形で多くは薄い茶色のものが散在して現れる。

お顔以外でも肩、腕、背中などにも見受けられる様になります。

また、紫外線の影響を受けやすいため、春→夏は濃く、秋→冬は薄くなりやすいです。

そばかす（雀卵斑）の原因 年齢やターンオーバー低下によってできるシミでもありますが、 遺伝的な要因で発生するケースが多いです。

年齢的には、5歳～6歳位の早い時期からできるのが普通だと言われています。

また、成長するとともに増えやすく、思春期にはよく見られるようになるものです。

肝斑（かんぱん）

肝斑（かんぱん）の状態・見分け方 形は地図状で、境界線がくっきりしていません。

色は茶色やグレー（灰色）が主です。

頬骨や、目尻付近、鼻の下などです。 そして、左右対処に発生していることが多いのも特徴です。

肝斑（かんぱん）の原因 肝臓疾患の影響もあるといわれていますが、妊娠や経口避妊薬の服用によって誘発、悪化するので主にはホルモンの影響だと言われています。

ストレスや生活習慣、擦ったり強めのマッサージなどによる肌への刺激などでも悪化する場合があり、紫外線の影響もうけます。 以上が、シミの種類と見分け方です。

色々な種類が存在することがお分かりいただけたと思います。

誰でもできる対策方法

最初に知っておくべきこと

最初に知って頂きたいのは、美白化粧品の効果を期待して頑張りすぎたり、レーザー治療などをお考えになる方も多いかも知れませんね。

しかしシミは、一度出来てしまうと「なくす」ことは出来ないのです。

また、遺伝的に発生するそばかすや、体調により発生する 肝斑についても同様です。

しかし、少しでも目立ちにくく、今以上に広げないことは 努力によって行えますので是非心がけてみてくださいね！

ターンオーバーとは

お肌の表面部分の生まれ変わり（新陳代謝）です。

表皮細胞が生まれ、代謝活動をしながら押し上げられていきバリアとして働きその役目を果たした後、垢となって剥がれ落ちます。

ターンオーバーのサイクルは体の部位によって異なりますが大体２８日周期と考えられています。

シミは本来ならターンオーバーにより剥がれ落ちるはずのメラニンが沈着したものです。

それを防ぐには、この、ターンオーバーを正常に繰り返さなければなりません。

全て共通のおススメ対策

ターンオーバー（新陳代謝）のサイクルを正常に ・　規則正しい生活を心がける。 ・　ゆっくり身体を休める。 ・　ストレスを溜めないようにする。 ・　半身浴、アロマテラピーなどして心も身体もリラックスしましょう。 ・　定期的にピーリングなどを行い、代謝、ターンオーバーの力を高めてください。

食生活を見直す ・　塩分の多い食事や、麺類などを控えましょう。 ・　ビタミンA 抗酸化作用が期待できます。 主に緑黄色野菜などに多く含まれています。 ・ビタミンC 紫外線による肌ダメージに効果が期待できます。 メラニン色素の抑制や色素沈着を防ぐ効果があります。 キウイ、イチゴ、グレープフルーツなど果物に多く含まれています。 ・アスタキサンチン 抗酸化作用やメラニン抑制作用があり、シミや肌の老化を防いでくれます。 エビ、カニ、鮭等に多く含まれています。

１年中紫外線対策を メラニン発生の原因は紫外線です。 紫外線を浴び、その上からメラニンが増え続けるとそれだけでも更に目立ちやすくなります。

また、代謝・ターンオーバーする力も低下し色が濃くなり悪化しやすくなるので、意識して行うようにしてください。

お肌の扱いは丁寧に 気になるからといって触りすぎたり、こすりすぎたりすると炎症が起こりやすくなり、色素沈着の原因となります。

化粧の仕方に気を付ける シミやソバカス、肝斑が目立つと言う事で、油分の多いコンシーラーなどはできればお止めいただくか、薄めに塗るように心がけてください。

油分の多いアイテムを使用すると、皮膚呼吸を妨げやすくなり、 代謝、ターンオーバーが低下してしまいます。

色素沈着によるシミ・そばかすの改善方法

肝斑の方におススメ

鍵はホルモンバランス ホルモンバランスを整えやすくする、大豆類（納豆、豆腐、豆乳）などを積極的に摂取するようにすることがおススメです。

是非、シミのタイプや症状に合わせて、日々の美肌作りにお役立てくださいね！