【お肌タイプ】
すべての悩みをかかえる デリケートな肌
全体的に皮脂分泌力が過剰である反面、保水力、自然代謝力、毒素排出力など
その他のはたらきすべてがかなり低下しているので、非常にお肌のバランスが
悪い状態といえます。
毛穴が開きやすい状態でありながら角質層がうすく、カサつき、ベタつき、ほてり、
つっぱり、痛み……など、肌トラブルのほとんどを抱えています。
お肌の4つのはたらきの皮脂分泌力だけが活発で、自然代謝力、保水力、毒素排出力が
弱い乾燥性脂性肌が、さらに乾燥が進んでしまったため、重なりあって厚みを保っていた
角質層が必要以上にはがれてしまい、健康な角質層の厚みをたもてなくなっています。
そのため、角質層の厚みをとりもどすことが先決です。
まず、角質がこれ以上はがれないことを考えること。 ピーリングやスクラブ、毛穴パックなどは
ご法度。 また、皮脂が多いため、皮脂をしっかり取り除くために洗顔は必須。
ここで注意して頂きたいのが、お肌に直接手を触れず、泡の吸着力だけで洗顔することです。 もう一つは、できるだけ角質がお肌の上に留まることに気を配ったお手入れが大切です。
本来、お肌のはたらきが健全に働いていれば、皮脂分泌力、毒素排出力が働いて、
油分と水分の混ざり合った天然の乳液、皮脂膜が、角質を留まらせてくれます。
しかし、油分だけが多いバランスの悪い皮脂膜のため、人工的な油分、水分の膜を
お肌の上に覆ってあげる必要があります。少量の油分とゲル質の水分でできたゲルアイテムがおすすめです。
決して油分が多量なアイテムはおすすめしません。
あくまでもお肌のはたらきが弱いため、それを助ける役割と考え、ケアしてください。
この2点に気をつけていただくと、あとは乾燥肌と同じ対策です。
乾燥肌の対策をご覧ください。(→乾燥肌)
・できるだけ規則正しい生活を心掛け、心体の健康も維持しましょう。
・紫外線やエアコンの乾燥した空気からお肌を守ることを心がけてください。
・適度な運動やホットヨガ、スチームサウナ、岩盤浴、半身浴など定期的に汗を
排泄する習慣を持つことはGOOD。 ・塩分を控え、外食、間食はできるだけ控えましょう。
ビタミンA群、ビタミンB群の摂取を心がけましょう。皮脂分泌の制御を助けます。
・Tゾーンの洗顔は一番重要。洗い始めはTゾーンから。
そして、すすぎ残しに気を配りましょう。
・お肌がほてりがちの方は、ほてらないようにお肌を冷すよう心がけてください。
スキントレーニング美肌法の成果を弊社スタッフの例でご紹介します。 現在、入社から13年になるスキンケアスタイリスト中村香織は、20歳の頃、アトピー肌で悩んでいた中、弊社に入社してきました。スタッフとして必須の「スキントレーニング美肌法」を習得・実践していくにつれ、あれだけ悩んでいたお肌もみるみるすっぴん美肌になっていきました。 昔はお肌に自信のなかった彼女ですが、あの頃が嘘のように、今では、スタッフの誰もが憧れるタマゴ肌の33歳になりました。お肌の悩みを持つ女性の気持ちを誰よりもわかるスキンケアスタイリストとして、現在も活躍中です。
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