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「敏感肌」と一言で言っても、段階(レベル)があるのはご存知ですか?
その段階(レベル)は、大きく分けると3段階。
もし現在、痛みを伴うほど敏感を感じているのであれば、そこまでになるまでに原因があり、”予兆”と”経過”が必ずと言っても良いほどあったはずなのです。
つまり、『知らないうちに、敏感肌になった』と言う事は殆どないといっても過言ではない。
ということです。
今回は、敏感肌のレベルとその時々の症状、そして、健康肌になるためのレベルごとの対策方法までお伝えいたします。
まず、敏感肌とは・・・。 こちらのスキンケア講座では、よく書かせていただいていますが、簡単に言うと
逆に言うと、普段かゆみやヒリヒリ感じない場合はバリア機能である角質層でしっかりと外的要因から守れているということですね。
ただ!敏感肌とアレルギーは違います。
結果的に敏感に感じる、赤みや痒みなどは同じですが、アレルギーは体質から来るものなので、改善方法や予防法は異なります。
ですので、お肌のお手入れだけで完結しないのがアレルギーですのでしっかりと見極めることが大切です。
敏感肌は大きく分けると
○ 低い
○ 高い
○ かなり高い
という3つのレベルに皮膚の状態は分けられます。
設問にあてはまるのがいくつあるかを、チェックしてみてくださいね。
★★★結果★★★
1~3が該当 ▶︎ 敏感度が低い
4~8が該当 ▶︎ 敏感度が高い
9~15が該当 ▶︎ 敏感度がかなり高い
という結果になります。
ではレベルが分かったら、レベル別のお手入れ方法を見ていきましょう。
敏感度が低い方のお肌の状態は、自らの水分が角質層に保持しにくく、角質層が少し薄くなってきています。
しかし、かなり初期段階ですからここで気づいて、しっかりとお手入れをしていれば健康肌まであと一歩・・・。
それならば、もっと良い成分のものを、より敏感肌の化粧品でしっかりとスキンケアを行なえばよいのですね。
とお考えになる方が多いですが、あと一歩だからこそ、是非次のポイントを守ってお手入れを行ってください!
洗顔の時間やお肌に触れるタッチを見直す
(指で触れたとき、お肌が凹んでしまわない位の圧力)
スキンケアアイテム、メイクアイテムに関わらず、保湿を目的にする時も、なるべく油分の少ないアイテムを選びお肌を働かせるようにしましょう。
(油分の多いものを使いすぎると、毛穴を詰まらせニキビ・吹き出物の原因にも繋がる)
それだけでも、角質を安定させることができて健康肌も目の前です!!
お肌の「4つのはたらき」はとても低下していて、更に角質層の厚さが 明らかに薄くなっています。
そのため、どのようなものがお肌に触れても、刺激として感じやすくなっている状態です。
そのうち、今まで使用してきた化粧品アイテムが「急にあわなくなった」 という体験をしてしまう(すでにしている)可能性があるでしょう。
すべてのスキンケアにおいて、お肌に触れるタッチをとても意識する必要があります。
●アロエやセラミドの配合されているノンオイルのスキンケアアイテムを選び、使用するように心がけましょう。
そうすることで、ひとまず角質安定をしていけますので、敏感度が低くなってきます。
お肌の「4つのはたらき」はおろか、角質層の厚みと皮脂膜ともに最も役割を果たせていません。
そのため、生きている細胞(角質層より下)が剥き出しの状態なので、お水に触れたり、風が吹いただけでも痛みやヒリヒリを感じやすくなっています。
この場合は、お肌を働かせるよりも、皮膚がむき出しにならないことだけを考える必要があります。
●ゲルやオイルを塗るなどして外的要因に触れにくくするようにお肌を保護します。
●メイクを控えクレンジングを行なうというステップをなくし角質層が作られるように少しでもお肌に触れない状態をつくることです。
敏感度が高い段階になったら、”敏感度の高い”お手入れをおこなってください。
あなたの敏感度は、どのレベルでしたか?
敏感肌レベルを知ってもらいましたが、まだレベルが低い状態の敏感肌になるのには原因があります。
以下の項目に当てはまるものがあればそれがあなたの敏感肌の原因かもしれません。
□夜更かしや夜型の生活をしている
□食事は外食やコンビニ食が多い
□ストレスが溜まっている
□最近睡眠不足が続いている
□ダイエットしている
□お酒をよく飲む
□煙草を吸う
□メイクを落とす時はふき取り式を使っている
□オイルクレンジングで念入りに洗う
□汚れが気になるので洗顔を沢山する
□すっぴんで外に出る事が多い
□落ちにくい化粧品を使っている
□日焼け止めは塗らない
□元々アレルギー体質
□昔アトピーと診断されたことがある
ホルモンバランスの影響でも敏感肌になることがあります。
□生理が来ると肌が荒れる
□今妊娠中である
睡眠不足と言ってもたくさん寝るのではなく、上質な睡眠をとることです。
寝る前のブルーライトは上質な睡眠の妨げになるのでなるべく避けた方が良いでしょう。
夜更かしをせず、起きる時間を決めて規則正しい生活リズムを作り、ストレスを溜めない為にもリラックスや趣味を楽しめる時間を作りましょう。
お肌にダメージが少ない、ぬるめのお湯で半身浴をするとリラックスでき、上質な睡眠にも繋がります。
栄養バランスの取れた食事をしましょう。ダイエットでの食事制限もお肌にはよくありません。
塩分の多いものや脂質が多いものは控え、食黄色野菜でビタミンをとりたんぱく質も適度に摂取しましょう。
先程敏感肌のお手入れポイントにもありましたが、敏感になっているお肌に刺激の強い化粧品は避けた方が良いです。
落ちにくい化粧品も避けましょう。
クレンジングや洗顔もゴシゴシ擦る事は絶対にしてはいけません。
シートタイプやコットンでのふき取りもお肌に刺激となります。
洗顔は優しく泡で吸着させるように汚れを落としましょう。
すっぴんで外気に触れるのは乾燥や外的刺激を受ける原因となりますので、お肌を保護してくれるゲルなどを塗って外出しましょう。
乾燥も避けられます。
乾燥も敏感肌にとっては大敵で、角質層の水分量が低下するとバリア機能が低下します。
セルビックでは、スキンケアスタイリストがお客様へ角質作りと保持をするためにとっておきの方法をアドバイスしています。
角質層をつくりあげるための、ターンオーバーする成分 EGFが配合された、セルビックEエッセンスを必需品。「Eエッセンス」は、日本EGF協会認定を受けた優れものです。
また、「Eエッセンス」の後、つくりあげた角質の層をはがれないように止めて置くことに適している、「モイスチュアゲル」を塗布。
「モイスチュアゲル」は、豊富なセラミドやアロエ、ヨモギやシソエキスを配合されていますので、ほてりや消炎効果も高く作っています。
モイスチュアゲルは数量に限りがありますが、お試しセットをご用意しております。
では今日から、是非、レベルに合わせた対策方法を行なってください。
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