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お顔の一部分である「唇」。
私達が今、目で見ている皮膚(角質層)からなる表皮、 その下に真皮、そして血管や脂肪といったお肌の構造は 他の部分と全く同じつくりになっています。
しかし、他の皮膚と比べて大きく違うところがあります。
それは、角質層が薄く、皮脂腺と汗腺が存在しないということ。
つまり、自らの油と汗を排泄しないため「皮脂膜(皮脂+汗)=天然乳液」を作ることができないのです。
唇は、常に空気や外的環境に直接触れやすい状態にあるということですね。
①食後以外にも、何度も塗っている。
②メンソールタイプを好んで使う
③UV成分の入ったものを使っている
前提として唇には皮脂膜が存在しませんが、自らの水分を角質層に保持しながら、潤いのある唇を保とうとする力は本来あるものです。
しかし・・・
①リップクリームをこまめに塗ることで、唇はリップクリームの油でコーティングされている状態となり、自らで潤おうとする習慣(保水力)が高まりにくくなってしまいます。
②メンソールタイプのものは、角質層内の水分を蒸発させやすくします。
③UV成分が配合されたものになると、常に紫外線吸収剤が唇に乗っている状態になるため、肌荒れをおこしやすくしていきます。
また、日中以外に就寝前にも塗っているのであれば、一日中唇はコーティングされて、常に乾燥し角質がめくれやすくいつまで経っても健康な唇の皮膚には近づけなくなります。
①落ちない口紅を使っている。または、専用リムーバーも使用している
②ラメが入った口紅、もしくはリッブグロスを使用している
①落ちない口紅は、唇を薄いベールで覆うようにコーティングし、飲食をしても取れにくくなっています。そのため、普通のクレンジングでは落ちにくく、洗浄力が強めのクレンジングを使い、こすって取り除く必要が出てきますから、硬く弾力のない唇になってしまいます。
②突起物となるラメが配合されている口紅やリップグロスなど使用の場合は、クレンジングの摩擦を加えると同時にラメでゴリゴリと角質を削ってしまう状態になります。
そのため、保水力は低下し角質層が薄くなってしまいます。
①唇をよく舐める
②カサカサしていたら指で取ってしまう・ピーリングをする
③歯磨き
④アルコールの摂取
これら↑は、ついついやってしまうことですよね。
①唇が乾燥すると舐めてしまいがちですが、逆に保水力を低下させ乾燥させてしまいます。すると、唇はゴワゴワするわけですから口紅のノリがとっても悪くなります。
②めくれ上がった角質を指で取ったり、最近よく目にする「唇専用ピーリングアイテムorゴマージュ」などで表面を削って滑らかさを求めてしまう・・・。これは、角質層が薄くなり乾燥が酷くなるだけではなく、敏感症状にさせてしまうことがあります。
③歯磨きでは口の周りについた歯磨き粉を拭き取るだけで、洗い流していない場合は、唇のサイドの肌荒れを起こしやすくなります。
④アルコール摂取。特に飲み会などで長時間、乾燥した部屋で飲んでいると起こりやすくなります。アルコールが体内の水分自体を蒸発させやすくするので、元々皮脂膜(皮脂+汗)が形成されない唇は、敏感症状を引き起こしやすくなってしまいます。
このように、お顔のお肌と同じく、角質層を「削る」「保水力低下」をさせる行為が、唇の敏感肌を引き起こしてしまうというわけです!
では、どの様にして健康なぷるぷるリップを目指すか?です。
ということで、今日からできる”ぷるぷるリップのつくり方”をお伝えいたしますね。
・油分の入っていないセラミド入りのゲルを唇に厚めに塗る
・上からサランラップを置いて5分程度パック
*自然なスチーム効果が得られるので、バスタイムでのお手入れがおススメです。
・なるべく使用するのは食後のみに止めておく
・メンソールタイプのリップクリームを避ける
・UV成分の入ったものは、日中紫外線を浴びるときだけに止める
・落ちない口紅は極力使用せず、特別な日だけ使用するように心がけてください♪
・ラメの入った口紅、もしくはリッブグロスも極力避けることがお勧めです。
パックにもリップクリームの代わりにもなる万能ゲル♪
唇のカサツキやゴワゴワを解決する、セラミドがたっぷり入ったモイスチュアゲル。
お風呂の中のサランラップパックに使用できるだけではなく、普段のリップクリーム代わりに使用いただきながら、角質層を安定させぷるぷるリップに近づけます。
モイスチュアゲルは数量に限りがありますが、お試しセットをご用意しております。
一年中『見るだけで柔らかさが分かる』。そんな、ぷるぷるリップで過ごしてくださいね!!
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